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東京海上日動、代理店システムによる情報漏えい 新たに300~400人分 他の損保・生保の顧客情報も-日刊自動車新聞

2023/12/05

◇◇◇絆ワークプロジェクトでは、社員の引き抜きやデータ不正持ち出しなど、企業の不正に関する事例について取り上げ、皆様へ情報共有を行っております。

東京海上日動、代理店システムによる情報漏えい 新たに300~400人分 他の損保・生保の顧客情報も

この事例の3つのポイント

①300~400人分の顧客情報が漏えい

②流出したのは契約者名、住所、電話番号、契約内容、保険事故の有無

③今後も調査を続けていく方針

東京海上日動火災保険は、保険代理店向けシステムをめぐる情報漏えい問題で、新たに少なくとも300~400人分(推計)の顧客情報が見られるようになっていたと発表したと日刊自動車新聞が報じています。

顧客情報は契約者名、住所、電話番号、契約内容、保険事故の有無などで、同社以外に損害保険会社6社、生命保険会社14社のものが含まれていた。同社によると、現時点で悪用されたり持ち出されたりした形跡はないとのこと。

東京海上日動が保険代理店向けに提供しているシステムで、本来閲覧できない顧客情報を一部の代理店で見られるようになっていた。同社が 最初(10月30日)に公表した時点では、約2500人の情報が見られるようになっていた。その後の調査で、一部が11月6日、ほかのものは同14日に追加の問題を把握したという。同社は今後も調査を続けていく方針だといいます。