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WhatsAppの個人データが流出か、約5億人分の情報が闇市場で販売される-TECH +

2022/11/29

絆ワークプロジェクトでは、社員の引き抜きやデータ不正持ち出しなど、企業の不正に関する事例について取り上げ、皆様へ情報共有を行っております。

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WhatsAppの個人データが流出か、約5億人分の情報が闇市場で販売される

この事例の3つのポイント

①WhatsAppの個人データが流出

②個人データが販売されている

③日本人も含まれていること

CyberNewsは11月25日(米国時間)、「WhatsApp data leak: 500 million user records for sale|Cybernews」において、WhatsAppの個人データが流出していると伝えた。約5億人分のWhatsAppユーザの最新の携帯電話番号が販売されていることが判明しており、データサンプルを調査したところ、事実である可能性が高いことが明らかとなったと、TECH +が報じている。

何者かが有名なハッキングコミュニティのフォーラムに広告を掲載し、4億8700万人のWhatsAppユーザーの携帯電話番号からなるデータを販売していることが判明。このデータセットには、84か国のWhatsAppユーザーの個人データが含まれているとされており、3200万人以上の米国ユーザーの記録が含まれていると主張しているといいます。

さらにエジプト(4500万人)、イタリア(3500万人)、サウジアラビア(2900万人)、フランス(2000万人)、トルコ(2000万人)のWhatsAppユーザーの携帯電話番号が含まれており、その他にもロシア(1000万人)、イギリス(1100万人)の電話番号も含まれていると、犯罪者は主張している。

Cybernewsはサンプルに含まれる全ての番号を調査し、その全てが実際にWhatsAppユーザーであることを確認したと報告している。これらの情報がスミッシングやビッシング攻撃に使用される可能性があり、WhatsAppの利用者に対して、知らない番号からの電話、迷惑電話、メッセージなどに警戒するよう注意が呼びかけられている。

CybernewsはWhatsAppの国別ユーザー数を公表しており、対象国には日本も含まれていると伝えています。