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Tモバイルがハッキング被害、3700万人分の顧客データ盗まれる-Bloomberg
2023/01/20
絆ワークプロジェクトでは、社員の引き抜きやデータ不正持ち出しなど、企業の不正に関する事例について取り上げ、皆様へ情報共有を行っております。
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Tモバイルがハッキング被害、3700万人分の顧客データ盗まれる
この事例の3つのポイント
①ハッカーによる犯行
②個人データが含まれている
③1日以内で原因究明
米携帯電話事業者TモバイルUSは19日、ハッカーが3700万人分の顧客アカウントのデータを盗んだことを明らかにしたという。ただ、盗まれたデータには決済情報やパスワードなどセンシティブな個人情報は含まれていないとBloombergが報じている。
Tモバイルは証券取引委員会(SEC)への届け出で、1月5日にハッキングを発見し、1日以内に原因を突き止めてそれを停止することができたと説明。調査はなお継続中だが、犯人は顧客データを取り扱う単一のエントリーポイントから情報を入手したとみられており、同社のシステムやネットワークに侵入した様子はないという。
盗まれたデータには、顧客の氏名、住所、電子メール、電話番号、アカウント番号、プランの詳細が含まれるが、クレジットカードやパスワード、社会保障番号にはアクセスされていないという。今回盗まれた全ての情報はマーケティングデータベースなどで広く利用可能になっているタイプのものだと、Tモバイルは顧客への文書で説明したという。