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「不正閲覧の罰則強化を」大手電力に指摘相次ぐ 経産省会合-朝日新聞
2023/02/20
絆ワークプロジェクトでは、社員の引き抜きやデータ不正持ち出しなど、企業の不正に関する事例について取り上げ、皆様へ情報共有を行っております。
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「不正閲覧の罰則強化を」大手電力に指摘相次ぐ 経産省会合
この事例の3つのポイント
①大手電力の社員らが競合する新電力の顧客情報を不正に見ていた
②顧客引き抜きを目的としたケースも
③罰則の強化を求める声
大手電力の社員らが、競合する新電力の顧客情報を不正に見ていた問題で、経済産業省の電力・ガス取引監視等委員会(電取委)は20日の会合で、不正閲覧の事例を明らかにしたことを朝日新聞が伝えています。
停電時など「顧客対応」を理由としたものから顧客引き抜きを目的としたケースまで様々な事例が示されたが、委員は「不正に変わりない」などと指摘。罰則の強化を求める声も出たという。
大手電力10社のうち関西、中部など6社の小売り部門が、送配電子会社を通じてライバル会社の顧客情報を不正に見ていたことが明らかになっている。さらに全10社の社員が、同省が管理する再生可能エネルギー事業者の情報を不正閲覧していた疑いも発覚するなど事態は拡大しています。