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双日の本社捜索、社員が転職元から営業秘密持ち出しか-日本経済新聞

2023/04/26

絆ワークプロジェクトでは、社員の引き抜きやデータ不正持ち出しなど、企業の不正に関する事例について取り上げ、皆様へ情報共有を行っております。

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双日の本社捜索、社員が転職元から営業秘密持ち出しか

この事例の3つのポイント

①元社員が営業秘密を不正に持ち出し

②双日の本社などを不正競争防止法違反の疑いで家宅捜索

③男性社員の自宅などを捜索

大手総合商社「双日」の社員が同業他社から転職する際に営業秘密を不正に持ち出した疑いがあることが25日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は同日までに東京都千代田区にある双日の本社などを不正競争防止法違反の疑いで家宅捜索し、全容解明に乗り出したと日経新聞が伝えています。

捜査関係者によると、双日に勤務する30代男性社員が昨年夏、別の総合商社から転職した際に同社の営業秘密を不正に持ち出した疑いがある。警視庁は男性社員が転職前に在籍していた総合商社から相談を受け、捜査を進めていたという。

警視庁は双日本社のほか、男性社員の自宅などを捜索した。同庁は今後、押収した資料を分析するなどして詳しい経緯を調べる。

双日広報部は日本経済新聞の取材に「警視庁の捜査を受けているのは事実です。捜査には全面的に協力して参ります」とコメントしました。