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NTT西日本子会社 顧客情報大量流出 100万件は委託元特定できず-NHK NEWS

2023/11/04

◇◇◇絆ワークプロジェクトでは、社員の引き抜きやデータ不正持ち出しなど、企業の不正に関する事例について取り上げ、皆様へ情報共有を行っております。

NTT西日本子会社 顧客情報大量流出 100万件は委託元特定できず

この事例の3つのポイント

①運用保守業務を担当していた元派遣社員が不正

②自治体や企業などがもつ個人情報およそ900万件が流出

③被害がさらに増える可能性も

NTT西日本の子会社でコールセンターシステムの運用保守業務を担当していた元派遣社員が、自治体や企業などがもつ個人情報、およそ900万件を不正に流出させていた問題で、このうち100万件については会社側が委託元を特定できておらず、関係する自治体などがさらに増える可能性があるとして調査を進めているとNHKが報じています。

NTT西日本の子会社の「NTTビジネスソリューションズ」などによると、コールセンターシステムの運用保守業務を担当していた元派遣社員が、2013年7月ごろから10年近くにわたり、業務の委託元の59の自治体や企業などが保有するおよそ900万件の個人情報を不正に流出させていたといいます。

このうち、およそ120万件について「NTT西日本」は、自社の顧客情報だと明らかにしました。

2014年4月から2022年3月まで、「フレッツ光」などのインターネット通信サービスの契約者らを対象にした新サービスなどの案内業務で取り扱っていた情報だとしている。