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日本生命 同業他社の顧客情報 約9万6000人分漏えい確認と発表-NHK

2024/09/06

◇◇◇絆ワークプロジェクトでは、社員の引き抜きやデータ不正持ち出しなど、企業の不正に関する事例について取り上げ、皆様へ情報共有を行っております。

日本生命 同業他社の顧客情報 約9万6000人分漏えい確認と発表

この事例の3つのポイント

①グループの保険代理店から、同業他社の顧客情報を受け取るなどの情報漏えい

②私物の外付けHDDを業務に利用したことが要因

③生命保険業界では保険代理店が関係した顧客情報の漏えいが頻発

日本生命は、グループの保険代理店から同業他社の顧客情報を受け取るなどおよそ9万6000人分の情報漏えいが確認されたと発表しました。損害保険会社だけでなく、生命保険会社でも情報漏えいが相次いでいるとNHKが報じました。

日本生命はグループの保険代理店から、同業他社の顧客情報を受け取るなどの情報漏えいが確認されたと発表しています。


会社の社員や、子会社に出向していた社員がこうした情報を取得していて、漏えいしたのは、顧客の名前や生年月日、それに保険料などおよそ9万6000人分にのぼります。

会社は個人情報の取り扱いに関する認識が不十分だったとしていて、現時点で、外部への情報の流出や営業活動への使用は確認されていないとしています。

生命保険業界では、第一生命のほか、損害保険グループ傘下の東京海上日動あんしん生命、三井住友海上あいおい生命でも保険代理店が関係した顧客情報の漏えいが明らかになっているとのことです。