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顧客情報約4万件を不正閲覧 関電社長が謝罪「公正な競争を揺るがす」 緊急対策本部を設置し改善進める-FNNプライムオンライン
2023/01/31
絆ワークプロジェクトでは、社員の引き抜きやデータ不正持ち出しなど、企業の不正に関する事例について取り上げ、皆様へ情報共有を行っております。
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顧客情報約4万件を不正閲覧 関電社長が謝罪「公正な競争を揺るがす」 緊急対策本部を設置し改善進める
この事例の3つのポイント
①親会社の社員が顧客データを不正に閲覧
②営業活動も目的としていた
③過去3年分の調査と原因究明を行い改善対策
関西電力の社員らが、新電力会社の顧客情報を不正に閲覧していた問題で、社長が謝罪したことをFNNプライムオンラインが報じています。
関西電力送配電が持つ新電力会社の顧客データが、親会社の関西電力社員に不正に閲覧されていた問題で、関西電力は、12月19日までの8カ月間で4万件あまりの契約を不正閲覧していたことを明らかにしています。実際に、営業活動を目的とした閲覧もあったということです。
この問題を受けて関西電力は、社長を本部長とする「緊急対策本部」を設置して、過去3年分の調査と原因究明を行い、社外の専門家らでつくるコンプライアンス委員会と、改善策を決めたいとしています。