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「コンプライアンスの徹底が大事…」新電力の顧客データ不正閲覧問題で中部電力ミライズと中部電力パワーグリッドが経済産業省と意見交換-CBCテレビ

2023/06/16

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絆ワークプロジェクトでは、社員の引き抜きやデータ不正持ち出しなど、企業の不正に関する事例について取り上げ、皆様へ情報共有を行っております。

「コンプライアンスの徹底が大事…」新電力の顧客データ不正閲覧問題で中部電力ミライズと中部電力パワーグリッドが経済産業省と意見交換

この事例の3つのポイント

①親会社の社員が顧客データを不正に閲覧

②競合する新電力会社が標的に

③会社組織の風土が問題だったとの意見も

新電力の顧客データ不正閲覧問題で、中部電力グループの2社が16日、経済産業省と対応策について意見交換したとCBCテレビが報じています。

この問題は小売り部門の中部電力ミライズの社員らが、配送電部門の中部電力パワーグリッドの顧客管理システムにアクセスし、競合する新電力会社の顧客データ情報などを不正に閲覧していたものです。

経済産業省はことし4月、両社に対して業務改善勧告を実施。16日、その対応策などについて意見交換をしました。

中部電力ミライズの大谷真哉社長は「コンプライアンスの徹底が大事。しっかり内部統制をかけて、外部の専門家のアドバイスもいただく」と話しました。

また、中部電力パワーグリッドの清水隆一社長は「社員の意識や会社組織の風土が一番の問題だった。第三者の目線が大事。しっかり改善に取り組んでいく」と話しました。