快活CLUBに不正アクセス、個人情報が一部漏えいか-アスキー
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◇◇◇絆ワークプロジェクトでは、社員の引き抜きやデータ不正持ち出しなど、企業の不正に関する事例について取り上げ、皆様へ情報共有を行っております。
快活CLUBに不正アクセス、個人情報が一部漏えいか
この事例の3つのポイント
①1月21日、不正アクセスを受ける
②快活CLUB会員及び仮会員の個人情報が漏えいした可能性
③対象となる個人情報データの総件数は現在調査中
会員制シェアリングスペース「快活CLUB」を運営する快活フロンティアは1月21日、不正アクセスにより一部顧客の個人情報が外部に漏えいした可能性があると発表した。カラオケ事業であるコート・ダジュール会員び仮会員の個人情報は含まれていないと、アスキーが伝えています。
会員制シェアリングスペース「快活CLUB」を運営する快活フロンティアは1月21日、不正アクセスにより一部顧客の個人情報が外部に漏えいした可能性があると発表したとのことです。
今回の事態は2025年1月18日夕方、サーバーへの不正アクセスを検知したことがきっかけで発覚した。不正な通信を遮断するためにネットワークからサーバーを切り離すなどの緊急対策を講じ、第三者機関(外部セキュリティ専門家)の助言を受けながら影響範囲の調査を進める過程において、会員アカウントを管理するシステムへの不正アクセスの形跡が確認されたといいます。
漏えいした可能性のある個人情報は、快活CLUB会員及び仮会員の氏名・性別・住所・電話番号・生年月日・会員番号などで、カラオケ事業であるコート・ダジュール会員び仮会員の個人情報は含まれていないという。会員登録時の身分証明書情報(運転免許証など)やクレジットカード情報、メールアドレスは別のサーバーで管理しており、漏えい対象ではないことも判明している。なお、対象となる個人情報データの総件数は現在調査中とのことです。
不正通信の遮断や影響拡大の防止策を講じる一方で、親会社のAOKIホールディングスとも協力して対策本部を設置し、警察への相談や個人情報保護委員会への報告を実施している。快活フロンティアは引き続き原因究明と被害状況の把握を進めるとともに、セキュリティ体制やネットワーク監視の強化を図り、再発防止に全力で取り組むといいます。